JALはOK、ANAはNO
煙が出ないのはもちろん、匂いが隣に広がるということも、ほとんどないと言って良さそうだ。JTによると、「1本のカートリッジで半日から1日程度楽しめる」とのことで、詰め替え用のカートリッジも4本400円で販売されている。
5月18日現在の売れ行きは比較的好調なようで、前出のコンビニでは、「1人1箱まで」との制限が設けられていた。JTのIR広報部では、特に対外的な販売目標数は掲げていないとしながらも、
「正直、想定以上ですが、まだ発売されて1日なので…」
と手応えを感じているようだ。
この「新型たばこ」をめぐっては、交通機関でも対応が分かれている。例えば日本航空(JAL)が「匂い・煙がないし、電子機器でもない」として機内での使用を認める一方、全日空(ANA)では使用を認めていない。「分煙が常識」とも言える飲食店やオフィスでも、今後「新型たばこ」の扱いについて議論が起こることになりそうだ。