内閣府が2010年5月18日に発表した4月の消費動向調査によると、消費者の暮らしの明るさを示す一般世帯の消費者態度指数(原数値)は、前月に比べて1.1ポイント上昇して42.0となった。上昇は4か月連続。前年同月比では9.6ポイント上昇した。
「暮らし向き」が前月比1.2ポイント増えて42.4。「収入の増え方」は0.9ポイント上昇の40.4、「雇用環境」は2.4ポイント上昇の38.3、「耐久消費財の買い時判断」は0.2ポイント上昇して47.0と、4項目すべての意識指標で上昇した。
内閣府は消費者心理の基調判断を「持ち直しの動きが続いている」とした。
また、消費者が予想した1年後の物価の見通しは、最も回答の多かったのは「変わらない(0%程度)」の35.9%、次いで「上昇する(2%未満)」が22.7%だった。