演歌のように歌い上げるというのが特徴
個人的にも親しくしていたという、ヘヴィメタル専門誌『BURRN!』編集長・広瀬和生さんは、
「私もロニーがきっかけでハードロックにのめり込みました。ロニーは特別な存在です。パワーがあるだけでなく、演歌のようにメロディーを歌い上げるというのが特徴で、日本のハードロックファンにとって『ロニーが最高のハードロックボーカリスト』といっても異論はないでしょう。レインボーで70年代に来日したときには、札幌公演でファンが圧死したこともありました。ヘヴィメタル界では年齢とともに衰えるミュージシャンが多い中、ロニーの声は衰えていませんでした。後5年は歌えると思っていただけに残念でなりません。がんであることは09年に公表されていましたが、ロニーのことですから、闘病してよくなっていると思っていました。もう肉親が亡くなったかのように悲しいです」
と話している。