朝5時から行列できる「石垣島ラー油」
大手食品メーカーのラー油が人気を集める一方で、地方で開発された「ご当地ラー油」も脚光を集めている。
「食べるラー油」の「走り」的存在として知られる沖縄県・石垣島の「石垣島ラー油」。石垣島の「辺銀食堂」で作られているもので、「知る人ぞ知る名品」として以前から入手困難だったが、更に人気が過熱。沖縄県の特産物を全国で販売する「わしたショップ」の東京・銀座店では、毎月10日に200個限定で石垣島ラー油が入荷するが、毎回即完売となる。わしたショップを運営する沖縄県物産公社の担当者も
「開店前に朝5時から並んでいるお客様もいらっしゃいます。桃屋さんの影響もあってか、ラー油はこの1年ぐらい人気です。石垣島ラー油以外も売れていまして、欠品も出るほどです」
と話している。
福井県の「福井の宝 山海の幸 食べるラー油」も人気だ。福井県産のニンニクのほか、コシヒカリやらっきょう、天然甘エビなどを具材に使っているのが特徴。甘みがあり、ネットには「超美味いんですケドー 辛くないラー油が旨いとは!」といった感想が書き込まれている。1瓶100グラム、900円前後と若干高めの価格設定であるにも関わらず、ヤフーショッピングではラー油売上ランキング上位に入っている。