日本工作機械工業会が2010年5月13日に発表した4月の工作機械受注(速報値)は、総受注額が前年同月に比べて3.2倍の807億700万円となり、5か月連続で前年実績を上回った。速報ベースで受注総額が800億円を超えたのは1年半ぶり。前月比は6.4%増だった。
このうち、内需は1.9倍の228億3300万円で5か月連続の増加。外需は4.5倍の578億7400万円で6か月連続の増加となった。前年同月の落ち込みが大きかったことから大幅な増加となったが、中国や東南アジアでの自動車や電機向けが急回復している。