鳩山由紀夫首相は2010年5月13日、米軍普天間基地の移設問題について「5月末までの期限を私は作った。国民との約束の中で、出来る限りのことはするが、全て果たされるかどうか。6月以降も詰める必要があるところがあれば努力する」と述べ、「5月末」の決着を事実上断念することを表明した。普天間移設問題をめぐっては、平野博文官房長官が5月12日に徳之島の地元町議と会談している。その結果についても、鳩山首相は「『大変厳しい』という話は(平野官房長官から)うかがった。ただ、意見をうかがうのは大変大事で、これからも続けていく必要がある」と、協議を続けていく考えを明らかにした。