谷亮子の「五輪、子育て、議員」 「3足のわらじ」に批判相次ぐ

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早朝から深夜まで会合や勉強会がある

   東京中日スポーツによると、橋本議員は出馬当時、国会会期中以外は十分にトレーニングの時間が取れると聞いていた。ところが、実際は正反対で、新人として早朝から深夜まで会合や勉強会があり、睡眠時間を削って自転車の練習をしたという。

   当時を振り返って、橋本議員は「2足のわらじは両方の力になると信じていたのに、どちらの世界も傷つけていたのかと思うと、私自身も傷ついた」と証言している。結局、アトランタでは、12位に終わった。

   海外では、ロシアの元レスリング選手、アレクサンドル・カレリンさん(42)の例がある。「霊長類最強の男」の異名があったカレリンさんでさえ、公務などに忙殺されて、2000年のシドニー五輪では銀メダルに終わっている。

   まして、子育てもある谷亮子選手が、政治活動をしながらオリンピックを目指せるのか。

   もっとも、金メダルを目指すというのはポーズではないか、との指摘もある。谷選手が前回の北京五輪で銅メダルに終わり、現在も48キロ級は強豪ぞろいとなっている。このことから、「ウラでは引退を決意しているのではないか」とスポーツ関係者がみているとも報じられているのだ。全日本柔道連盟の吉村和郎強化委員長も「主婦として選挙活動をしながらの現役続行は大変厳しい」とコメントしている。

   ただ、それなら、引退してから出馬表明した方が、批判を浴びることも少なかったはずだが…。

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