谷亮子の「五輪、子育て、議員」 「3足のわらじ」に批判相次ぐ

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   柔道女子の谷亮子選手(34)が、オリンピックを目指しながら議員活動を行うと宣言したことに疑問の声が相次いでいる。息子2人の子育てを含めて「3足のわらじ」となるが、本当なのか。

   ヤワラちゃんが2010年5月10日、夏の参院選比例代表に民主党から出馬すると表明。そのこと自体も意表を突いたが、さらに会見内容が現場の記者団を驚かせた。

「政治を舐めているのか」

夕刊紙でも反響を特集
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   「ロンドン五輪で金メダルを目指します」。こうあっけらかんと宣言したからだ。

   現在の柔道界はランキング制になっており、五輪までに数々の国際大会でポイントを稼がないといけない。もちろん、国内選考を勝ち上がることも必要だ。また、谷亮子選手には、4歳の長男と7か月の二男がおり、子育てとの両立をどのようにしていくのか。

   そんな中で選挙・議員活動をしていくと予想されることから、ネット上では、批判や疑念が渦巻いている。

「スポーツを舐めているのか政治を舐めているのか」「引退してから出馬すればいいじゃない」「売名か民主党に利用されてポイかどっちかしか浮かばない」「何ができるの?政治能力あるの?」…

   これらは、ツイッター上でのつぶやきの一部だ。

   谷選手は、会見では、スポーツ界の人材育成や環境整備などに取り組みたいと抱負を語っている。しかし、こうした指摘についての釈明はなかった。

   現役を続けながら、議員を続けたスポーツ選手はいる。元スピードスケート選手の自民党・橋本聖子参院議員(45)だ。95年に比例代表で初当選した翌年、アトランタ五輪で自転車競技にも出場している。しかし、その苦労は、並大抵ではなかったようだ。

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