「国の借金」過去最大の882兆円 国民1人あたり693万円

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   国債や借入金、政府短期証券をあわせた「国の借金」の総額が、2010年3月末現在で882兆9235億円となり、過去最大になった。5月11日に財務省が発表した。

   前年同月末と比べて36兆4265億円増加した。4月1日時点の推計人口1億2739万人で計算すると、国民1人あたりの借金は約693万円となった。リーマン・ショック後の景気悪化によって、経済対策の実施や大幅な税収減を補うために発行した新規国債が大きく響いた。

   「借金」の内訳は、国債が720兆4890億円で、前年と比べて40兆408億円増えた。このうち、普通国債は593兆9717億円で同48兆360億円増加した。借入金は56兆4063億円で、1兆1598億円減。政府短期証券は2兆4545億円減って、106兆281億円だった。

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