ヤフージャパンと、中国のショッピングサイト「タオバオ(淘宝)」が業務提携し、2010年6月1日からネット通販での相互取引サービスを開始する。10年5月10日、ヤフーの孫正義会長と、タオバオの親会社アリババグループのジャック・マー最高経営責任者(CEO)が中国・杭州で記者会見して明らかにした。
タオバオは、新サイト「淘日本」を開設し、「Yahoo!ショッピング」が扱う商品を販売する。スタート時の取扱商品数は約800万点で、今後増やしていく予定だ。一方ヤフーも、サイト上に「Yahoo!チャイナモール」をオープンし、タオバオの商品を日本で販売する。
タオバオは03年にスタートした、中国最大のオンラインショッピングサイト。09年には登録ユーザー数が1億4500万人を超えた。