鳩山首相と小沢幹事長に「辞任要求」 「1年生」横粂議員たった一人の反乱

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生方議員は内閣改造求める

   前出の生方議員も、政権や執行部批判を強めている。5月7日のTBS系の情報番組「ひるおび!」の中で、山岡賢次国会対策委員長(衆院栃木4区)が「普天間というのは何か雲の上のお話」と発言し、直後に謝罪・撤回した問題について、

「『政治とカネ』も普天間も、政治の信頼の問題。そういう認識があれば、このような発言にはならなかったのでは」

と批判する一方、普天間問題については

「残念ながら打つ手が後手後手に回っているのは間違いない。内閣官房が機能していない」

と政権を批判。

「ここまで来たら、内閣を改造するといった手を打ちながら、内外に向けて『こう変えて、こういう体制で臨みます』としないと、なかなか今の体制で同じことをやっても、同じ結果しか出ないと思う」

と、内閣改造すら求めた。

   仙谷由人国家戦略相や前原誠司国交相などの、いわゆる「七奉行」を除けば、表だって党執行部や政権の批判を展開しているのは、上記の2議員が目立つ程度で、他は慎重に事態を見守ると言った感じだ。

   手塚仁雄衆院議員(東京5区)は、5月6日のブログで、普天間問題について

「政権の浮沈をかけた取り組みを緊張感をもって見守りたいと思っています」

と述べる一方、三村和也衆院議員(南関東ブロック)は、5月2日にツイッターで、

「テレビでは小沢vs前原の構図で高速料金迷走を煽っている。テレビは政局と見ると何度も何度も大きく取り上げるから、政治サイドはむしろそれを上手く利用しないといけない。小泉元総理のように、上手く」

と、党内対立についての警戒感を表明している。

   なお、小沢幹事長は5月7日に宮崎市内で会見し、辞任の考えを改めて否定した。

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