パクり問題は根深い?
一方、日本では、岡本真夜さんの曲を盗作したと事務局が事実上認めた上海万博が5月1日に始まったこともあり、あらためて中国の曲盗作問題に関心が集まった形だ。
万博PR曲の作曲家には、ほかにも盗作疑惑があったと中国メディアが報じたし、今回の大張偉さんの疑惑も初めてではない。万博曲を巡って中国当局が示した著作権保護への強い姿勢が本物なのかどうか、見極めが必要なようだ。
インターネット上では2曲の演奏動画を紹介するブログが広がり、実際に聞き比べることができる。聞いてみると、ブログ筆者たちも指摘している通り、確かに似ている。
もっとも国内のネットにも「盗作」に寛容な声はある。今回の問題を取り上げた「2ちゃんねる」には、かつての日本も洋楽からパクッていた、という趣旨の書き込みもあった。
スピッツの事務所に事情を聞こうとしたが、ツアー準備中でもあり担当者とは連絡が付かなかった。