米国のオンラインニュース「ギズモード」が、「次世代アイフォーン(iPhone)」の試作品をバーで拾ったという人物から5000ドルで購入し、2010年4月19日付の記事で紹介した件に関連して、米カリフォルニア州サンマテオ郡警察は刑事責任を問うかどうかを検討中であると、4月24日付のニューヨークタイムズ電子版が報じた。ギズモードが盗難品と知っていながら購入した疑いがあるからだ。
カリフォルニア州では、盗難物品の販売は禁じられており、このような盗難品を許可なく使用した人は、窃盗の罪に問われる可能性がある。該当の盗難品が950ドルを超えなければ軽犯罪に分類されるが、今回のケースではギズモードは5000ドルを支払ったとしているため、重罪と判断される恐れも出てきた。