「倒れてから、まだ、一度もペンは握っていません」
休載から10か月。何の情報もなかったが、「女性自身」(2010年5月4日号)が「『NANA』矢沢あい独占告白 闘病10カ月」と題する記事を掲載した。女性専門の医療センターから自宅にタクシーで戻ってきたところを直撃取材したということだ。記事によると矢沢さんは、こう語ったという。
「いろいろ言われているみたいですけど、だいぶよくなってきているんですよ。漫画を描くのは体が資本なので、今はとにかく体がよくなることだけに専念しようと心に決めて、治療に励んでいます」
さらに「決して治らない病気にかかっているわけではないんです」「『気長に治療をすれば、少しずつ回復していく』と、医者の先生もおっしゃってくださる」といい、重病説を否定した。
一方で、
「倒れてから、まだ、一度もペンは握っていません」
「今はまだ、仕事再開の目処は正直、立っていない状況なんです」
とし、連載再開はだいぶ先になりそうだ。
J―CASTニュースは集英社の広報室を通して担当編集者に問い合わせたところ、
「記事に掲載されていることについて、回答は控える」
とのことだった。