「批判を自分で受けて逃げなかったことは立派です」
それでも、沢尻さんを取り上げるマスコミは少ない。「GLAMOROUS」のインタビューについて梨元さんはこう語る。
「思惑は外れたということでしょう。スポーツ紙で話題にしたのは私の『東スポ』の記事と、他は1紙でしかもベタ記事。新聞は沢尻に対する拒絶反応が強く、芸能リポーターですら復帰の記者会見をあえて欠席した者もいた」
もちろん復帰後、これといった話題がないのもマスコミが興味を示さない大きな要因ではある。ただ、梨元さんはこうも指摘する。
「沢尻さんの偉いところは、誓約書を出したことをスタッフのせいにせず、批判を自分で受けて逃げなかったこと。立派だと思いますよ。芸能リポーターの中にも、沢尻さんを絶対に取材しない、とか言っている人もいますが、その人は、ジャニーズのような大手と、十箇条以上もある誓約書を呑んでいるじゃないか、と言いたい。沢尻さんばかりをバッシングしてもしょうがないですよ」
沢尻さんは今後、どんなマスコミ対応をしていくのだろうか。日本の担当者を通じ所属事務所に取材を申し込んだが、現在日本を離れており取材には応じることができない、ということだった。J-CASTニュースが誓約書にサインしていないから取材できないのかと訊いたところ、
「サインしないから取材できない、というのはマスコミが勝手に作り上げた風評で、サインしなくとも取材には応じますし、記者会見もオープンで行っています。サインしなければ取材を受けないなど、沢尻は1度も言っていません」
という返事が返って来た。それではなぜ誓約書にサインを求めたのか、と質問すると、
「サインすればプライベートなことを書いたブログが閲覧できます。マスコミの方がブログを読みたいならばサインしていただく、ということで、つまり沢尻のファンクラブに登録してもらうという感じのものなのです」
という説明だった。