民主過半数割れ 「民・みん新政権」誕生?
ロイターでは「回答者からは現政権への不満が多く寄せられ、消去法的にみんなの党を選ぶ傾向が出ていた」と分析している。ただし、調査の前後で「たちあがれ日本」「日本創新党」や、いわゆる「舛添新党」の立ちあげも明らかになっており、「みんなの党」の支持層が分散する可能性もある。
そんな中、「週刊文春」10年4月29日号(首都圏では4月22日発売)では、はやくも「鳩山民主109議席 過半数割れ 『民・みん新政権』誕生!」と題して、参院選の議席予測を行っている。記事によると、やはりキャスティングボートを握っているとされるのは「みんなの党」。活動基盤が各地に散らばっている「日本創新党」に比べて、所属議員が首都圏に集中している分、比例票の上積みが期待できる「みんなの党」に強みがあるとの見方だ。
各種の調査や分析記事を見ても、政権の枠組みをめぐり、今後何らかの「地殻変動」が起きる可能性は高そうだ。