お笑いタレントの友近さん(36)がテレビ番組で、元彼が前の彼女に復縁を迫っていた浮気メールを見たと告白して話題になっている。元彼とは、破局した同じ吉本所属のなだぎ武さん(39)ではないか、と憶測を呼んでいるのだ。
TBS系で2010年4月13日夜放送の「クズメン撲滅委員会!」で、加護亜依さん(22)が浮気現場目撃を告白したときのことだ。番組に出演していた友近さんが、いきなり横やりを入れてきた。
なだぎの浮気否定も、友近が意味深発言
「自分のやったことを棚に上げて、見たことに対して怒る人はやっぱり多いと思います」
友近さんはそれから、浮気現場でないものの、「けっこう長い間付き合っていた人」のメールを盗み見たと話し始めた。見てはいけないと分かっていたものの、怪しいなと思って見ると、前の彼女とのメールだったというのだ。
そこには、「やっぱりやり直せるなら、お前とやり直したい」と書かれていた。何度もメールのやり取りが続くのを確認したため、意を決して「どういうこと?」と問い詰めると、元彼は「何見てんねんお前!!」と怒ったという。
すると、司会の爆笑問題・田中裕二さん(45)が早速、「それ、なだぎじゃないでしょ」とツッコミを入れた。
友近さんは、なだぎ武さんと破局したと3月7日にスポーツ紙に報じられ、本人もその後、事実関係を認めている。6年も交際し、本人たちが円満破局したと告白していたことから、田中さんは、なだぎさんかどうか確認したわけだ。
これに対し、友近さんは、「違います」と否定。しかし、ゲストの千原ジュニアさん(36)は、「これは完全になだぎです!」と断言した。その後、友近さんは「違いますよ」と再度否定したが、加護さんの浮気話に相づちを打って、「だから、男の人は、浮気をするもんやなと思っていた方がいいものと思うようになりました」と意味深な発言をしていた。
なだぎ「本人は全くそーではない」
友近さんの番組での告白について、一部報道では、なだぎ武さんのことを言っていると指摘した。破局会見では、友近さんがうっすらと涙を浮かべ、なだぎさんに「今、私以外の女の人の名前、言ったでしょ」と不満を言うなどしていたことも根拠に挙げている。
これに対し、なだぎさんの反応が注目されたが、2010年4月16日になって、自らのブログで「テレビの影響は恐ろしい」と告白するエントリーを書いた。クズメンの番組について言ったものかは不明だが、なだぎさんは、次のように思いを吐露している。
「本人は全くそーではないのに、さもそーであるかのような編集と見せ方でそーなってしまう…。それをみた人も、その人にそーいう思いを持ってしまう…。そこに本人の意見はなく姿はなく…」
友近さんは、破局発覚後のラジオ番組で、「別れたことは積極的に公言したいし、いずれは破局もネタにしたい」と話していた。友近さんの発言がこの破局ネタかどうかは分からないが、テレビ局側には格好のネタであったようだ。
ブログ記事で、なだぎさんは、「何かを作る側に愛があるかないかというのは、その色んなものの色に出てますよね…」と書いていたが、作る側とは、友近さんのことか、テレビ局のことか。