日本人の「空港難民」1万人 苦難をツイッターで実況

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ツイッター上では、関係する情報交換が活発

   実際、ツイッター上では、足止めに関係する情報交換が活発に行われている。例えば、ミラノで行われている家具見本市向けに設定されたハッシュタグ「#salonejp」は、いつの間にか、日本人か欧州の交通情報を交換するためのタグに変貌している。フライトの再開状況が頻繁に流れているほか、

「ヒースローで足止めの人は、宿にこもってないでロンドンにいっぺん出て来てみるのをおすすめします。ヒースローでは気が滅入るし食物も不味くて精神衛生上よろしくない。公園を歩きましょう」

   といった呼びかけもされている。

   なお、外務省では、4月16日に

「当該航空会社や関係国の航空当局及び報道等で最新の情報を確認し、可能な移動方法等を余裕をもって検討されることをお勧めします」

   などとする「注意喚起」を行ったほか、

「大手のツアー客が1万人程度足止めされていることは承知している。この数字には個人旅行客は含まれていないので、引き続き情報収集を行っている。『今、どうなっているんだ』といった趣旨の問い合わせは個々に寄せられているが、大勢の人が困っているという状況は承知していない」(海外邦人安全課)

   と話しており、現段階では深刻な問題は起こっていないとの立場だ。

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