日本人の「空港難民」1万人 苦難をツイッターで実況

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   アイスランドの火山噴火で欧州の航空網がマヒしているあおりを受け、空港で足止めをされている旅行者も多い。

   その中には日本人も多く含まれ、ツイッター上も、足止めの様子が生々しく伝えられている。

茂木健一郎さん混乱ぶり生々しく伝える

茂木健一郎さんも、ツイッターで現地の状況を伝えている
茂木健一郎さんも、ツイッターで現地の状況を伝えている

   欧州で足止めをされている日本人旅行者は1万人以上いるとみられているが、脳科学者の茂木健一郎さんも、そのひとりだ。

   現地の混乱ぶりを、ツイッター上で生々しく伝えている。噴火の時点では、ポーランドの古都・クラカウに滞在していたのだが、

「ミュンヘン経由なのですが、今のところ大丈夫なようです。でも、風向きなどによって、どうなることか。。。。」

と、比較的楽観的だった。しかし、ミュンヘンへのフライトが欠航になったことから、

「空路を諦めて車でドレスデンに移動中」

   と方針転換。12時間かけてタクシーでミュンヘン入りしたものの、ミュンヘン空港からのフライトも欠航になったことを知り、

「ミュンへン駅のカフェに入り、ネットでいろいろ探索。もうすでにビールを飲んでしまった。いつ祖国に帰れるかわからない亡命者の気分というのはこういうものなのか」

と落胆している。日本時間で4月19日18時過ぎの書き込みでは、

「(運航再開を求める)ルフトハンザとドイツ運輸大臣が喧嘩している。ぼくの運命はどうなるんだろう」

「ドイツ運輸大臣にとっては、安全が第一なのだそうです」

と、すっかり途方に暮れている様子だ。

   また、茂木さんは

「知り合いがヨーロッパのいろいろなところで引っかかっている! 自分だけではないと思ったら、なんだかうれしくなった」

   とも綴っている。

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