野口聡一氏「ツイッター」に20万人が殺到 宇宙から見た地球の写真が人気

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   国際宇宙ステーション(ISS)に滞在する宇宙飛行士、野口聡一さんのミニブログ「ツイッター」が話題になっている。宇宙から撮った写真を載せるなどして人気を集め、フォロー数は20万を超えた。山崎直子さんら他の宇宙飛行士もツイッターを活用している。

   野口さんが宇宙に飛び立ったのは2009年12月。10年6月までISSに滞在する予定だ。野口さんは多い日では1日10回もつぶやいている。日本語だけでなく世界に向けて英語でも書いている。

「ドッキングなう!」

野口聡一さんのツイッター
野口聡一さんのツイッター

   山崎さんが乗ったスペースシャトルの打ち上げから到着までの様子も中継した。打ち上げられた4月5日には、「山崎さんの乗ったディスカバリー、無事に打ちあがりました。おめでとう!あさってにこちらに到着です。お待ちしてます!」、翌6日には「さあ、シャトルが近づいてきました。あと4時間ほどでドッキング」、7日にシャトルが到着すると「ドッキングなう!」と書き込んだ。

   20万人以上のフォロワーが特に楽しみにしているのは、宇宙から撮影した世界各地の写真だ。1000回目のつぶやきを記念して4月5日に掲載されたのは、宇宙から見たオーロラ。地球が水色の光で包まれていて、「なんて幻想的なんだ!」「実際はもっときれいなんでしょうねえ」「Great picture!!」「oh my goodness, I AM SPEECHLESS」と絶賛するコメントが相次いだ。

   ほかにも横浜、高知、サハラ砂漠、ミラノ、ボストン、ブルージュ(ベルギー)、リオデジャネイロ(ブラジル)、トルコなど世界各地の写真も載せている。リクエストにも応じてくれる。

   ISSに滞在中の山崎直子さんもツイッターを活用している。出発直前の4月4日、「皆さん、あと2時間でオレンジスーツを着用します。家族、知人、たくさんの方々からの声援に心から感謝しております。宇宙からのTweetも待っていてください。いいミッションにしていきます。では行ってきます!」とつぶやいた。到着後は宇宙から詠んだ俳句を載せたりしている。

   ISS滞在の宇宙飛行士TJ・クリーマー氏も宇宙からツイッターでメッセージを送っている。初めて宇宙からツイッターでメッセージを送ったと言われているジェフリー・ウィリアムズ氏をはじめ、NASAの宇宙飛行士、職員のツイッター活用は急速に進んでいるようだ。

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