米紙に「哀れで頭おかしい」  ここまで言われる鳩山首相

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鳩山首相はそれでも「5月末までに決着」

   鳩山首相は、これら「勝者」と対比される形で、

「飛び抜けて一番の敗者が、哀れで(オバマ政権の複数の高官の意見によると)日に日に頭がおかしくなっている、日本の鳩山由紀夫首相だ」
「唯一の残念賞は、夕食会で『非公式な』会談ができたことだ。メイン料理とデザートの間の、どこかだろうか」

と皮肉られている。さらに、普天間基地の問題についても、

「金持ちの息子である鳩山は、日本と米国を二分している主要課題をめぐって、オバマ政権の高官に対して、信頼できないとの印象を与えている」

と批判。5月末までに移転先を決定することが絶望的になっている点についても、

「ユキオ、あなたは同盟国(の首相)だということをお忘れか。(日本は、米国の)高価な核の傘のおかげで、途方もない額を節約しているではないか、それでもトヨタを買えというのか」

と切り捨てた。この記事に対しては、平野博文官房長官が、4月15日の会見で 「一国の首脳に対する表現としては、いささか非礼な面があるのではないか」 不快感を示し、「例え10分であろうが有意義な機会だった」などと会談の意義を強調した。

   鳩山首相は、4月15日の囲み取材で、「5月末までに決着」の意味について、記者団に「『米国と地元の合意を得た唯一の案が発表される』ということか」と確認を求められたのに対して、「その通りだ」と、明言している。すっかり米国側の信頼を失ったかに見える鳩山首相が、5月末までの合意にこぎ着けるのは絶望的な情勢だ。

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