姉妹車種を日本で販売
米国トヨタ側も深刻に受け止めているようで、同日、
「GX460をめぐる事態を非常に深刻に受け止め、コンシューマー・レポートが確認した問題を確認し、修正することにした。現段階で、販売店に対してGX460の2010年モデルの販売を一時的に中止するように依頼した」
「技術チームは、コンシューマー・レポートが使用した条件で、GXの性能を向上させるべく、精力的に試験を行っている」
との声明を発表。北米とカナダでの販売を一時中止することを明らかにした。
今回問題化したGX460は、これまでの一連のリコール問題では、リコールの対象に含まれておらず、今後、新たなリコール問題に発展する可能性もある。
GX460は日本国内では販売されていないが、姉妹車種にあたる「ランドクルーザープラド」が日本市場などで販売されている。トヨタ自動車広報部では、「ランドクルーザープラド」の今後の対応方針について、
「現在、(米国以外の)他地域では、CRで指摘されているような事象は報告されておらず、現段階で問題はないと考えている。調査を進めているが、現段階ではリコールや販売中止の予定はない」
としている。