09年度の公募投信残高 3年ぶりに上昇

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   投資信託が売れてきた。2009年度末の公募投信の純資産残高は63兆6985億円となり、前年度末と比べて24%増えた。3年ぶりに前年度末を上回った。2010年4月13日に投資信託協会が投資信託概況を発表した。

   株式相場の上昇から運用資産の時価が押し上げられ、7兆8000億円の運用増となったほか、新たに売り出された投信の売れ行きも、ブラジルの株式や債券に投資するタイプなどの新興国ファンドが好調に伸びている。公募投信の買越額(新規購入から解約と償還を差し引いた金額)は4兆4334億円で、前年度に比べて約8倍増の資金が流入した。日本株ファンドなどは伸び悩んだ。

   リーマン・ショック直後(08年9月末、64兆8621億円)の水準に、ようやく近づいた。金融危機で消極的だった個人の投資意欲が戻りつつある。

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