「末期がんで余命1年」は嘘 闘病ブログ炎上、記事削除

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   ブログに末期がんで余命1年と書き込み、献血への協力呼びかけなどを行っていた女性が、実は健康であると告白し、ブログが炎上状態となった。非難の書き込みが殺到し記事は削除、2010年4月13日現在、謝罪文のみ閲覧できる状態となっている。

   この女性のハンドルネームは「カバコ」。08年10 月、「スキルス胃がん」で余命1年を宣告されたとして「カバコの癌細胞爆裂的に全滅戦争!!」というブログをアメーバブログで始めた。プロフィール欄には「某プロダクション勤務です」と書かれている。

全身にがん転移、手術で大量の輸血必要

   当初は一個人のブログ日記に過ぎなかったが、前向きに病と闘う女性の姿に感動してか、徐々に支援者を獲得していった。

   09年12月には、女性が10年2月、3月に手術を行うということを発表。16時間にもなる手術でかなりの出血が予想されるが、赤十字などの血液は使えないとし、献血への協力を呼びかけた。全身にがんが転移し、薬も副作用で使えない。医師からは「治療を断念した方がいい」とも言われたが、最後の望みを賭けて手術を決心したという。

   これがブログやツイッターで広く話題となり、「カバコさんが手術に必用な輸血を必用としておられます。東京近郊におすまいでB型の方はご協力をお願いします」といった書き込みが大量になされた。

   その後も、女性への支援は絶えず、10年1月にはアメーバ内に「カバコ会」なるコミュニティが発足。60名以上が加盟した。女性を囲んでのオフ会が開かれたほか、千羽鶴やジュエリーが贈られた。

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