日本銀行が2010年4月13日に発表した09年度の国内企業物価指数(2005年平均=100、速報値)は前年度比で5.2%下落して、102.6となった。下落は03年度以来6年ぶりで、1986年度と並ぶ過去最大の下げ幅となった。
石油・石炭製品が23.3%下落、鉄鋼が15.5%下落。景気の低迷や原油の値下がりなどでデフレ圧力が強まった。
また、3月の国内企業物価指数は102.6で、前月と比べて0.2%上昇。4か月連続の上昇となった。前年同月比では1.3%下落した。下げ幅は縮まった。調査対象855品目のうち、前年同月と比べて下落したのは459品目で、2月と比べて10品目減った。