木村拓也コーチが残した 人生を考える「宝のような言葉」

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「あきらめずに、自分の話を思い出して欲しい。投げ出す前に」

   34歳で巨人軍にトレード。ここで3連覇や日本一に大きく貢献したが、木村コーチはユーティリティープレイヤーやスイッチヒッターになろうと思ってここまで来たわけではなく、「こうやるしか思いつかなかった」と語っている。そして、

「一番得意だった事がうまくいかない。その時にあきらめるのではなく、自分の話を思い出してほしい。投げ出す前に、自分自身を知って可能性を探るのも必要ではないか」

と結んでいる。

   この新人研修で語った文章に対して「はてなブックマーク」では木村コーチが死去した4月7日から900ものブックマークが付けられた。ブックマークしたユーザー達は

「指導者としての木村拓也をもっと見たかった」
「どんな人にとっても生きるうえでの指針となりうる文章だと思う」
「野球のためだけじゃなく、人生全てに大事な考え方がここに書かれてると思う」
「わずか1ヶ月前の話か…。37なんて早すぎるよなぁ…」

などのコメントを残している。

   木村コーチへの追悼では、「ミクシィ」にコミュ「頑張れ!木村拓也 #84」があり、6600人もの人が参加。「本日3時22分お亡くなりになりました」と題された掲示板には1000を超える追悼の言葉が書き込まれている。「2ちゃんねる」も複数のトピが立つ「祭り」状態になっていて、

「本当にいい人は早死にするね。屑ばかり残る」
「ニュースを見るたびに泣けてしまう」

などと書き込まれている。

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