女優三原じゅん子 自民から参院選出馬の可能性

建築予定地やご希望の地域の工務店へ一括無料資料請求

   参院選に、女優の三原じゅん子さんが自民党から出馬する可能性が出てきた。介護施設を経営するなど福祉に携わっており、以前から政治に興味があったという。2010年4月中にも公認決定すると見られているが、事務所は「まだ決定したことではない」と話している。

   三原さんは1964年生まれの45歳。ドラマ「3年B組金八先生」の「ツッパリ」役で人気を博し、その後は女優としてだけでなく歌手や、レーシング・ドライバーとしても活動していた。

「政権交代後は期待を大きく裏切られました」

   自民党関係者によると、党内で三原さんを参院選の比例代表候補として擁立しようとする動きがあり、2010年4月中にも公認決定されると見られているという。2月に自民党への入党手続きを済ませたという。

   ブログを見ると、三原さんが社会的な問題、とくに福祉に強い関心を持っていることが分かる。子宮頸がんで08年に子宮を全摘出。自分が介護された経験から、10年3月には自ら介護施設をオープンさせた。「今まで好き勝手して生きてきましたから、これからは少しでも人の役に立ちたい!と。その夢が叶いました」。

   3月中旬には、「経営者目線」として介護施設への助成金が少ないことを指摘。介護施設の経営はどこも火の車で、「政権交代後は期待を大きく裏切られました」「どこを見てるんだろう鳩山政権 しっかりしてくれ~(怒)」と綴っている。

   また、自民党の野田聖子元郵政相とも懇意にしているようで、ブログには頻繁に「野田先生」が登場する。「カッコイイ姉貴」というイメージだといい「今、私が1番尊敬している方です」。愛読書としても野田氏の著書を挙げている。報道によると、参院選への出馬意向も、野田氏を通して党執行本部に伝えたという。

事務所「そうした報道が出て困っています」

   ただ、自民党は野党に転じて以来内部でのゴタゴタが目立っており、タレント候補擁立は批判を浴びる心配もある。今回の三原さんの出馬報道に関して、ネット上では、

「もう泥船の自民がなにしても無駄だよ 人気で票が取れるなんてのも時代じゃない」
「知名度というモノをなにか勘違いしてるな…」

といった冷ややかな意見が目立つ。

   三原さんの事務所担当者は「確かに以前から政治には興味がありました」というが、「自民党の方からは何も言われていませんので、まだ出馬するとは決まっていません。そうした報道が出て困っています」と話していた。

姉妹サイト