マスターズ二度目出場石川遼 オーガスタの「借り」返せるか

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   ゴルフの石川遼選手(18)が、二度目のマスターズ・トーナメントに挑戦する。国内賞金王に輝いた若武者が、どこまで順位を伸ばせるか。また、決戦の地、オーガスタで撮影された本人出演テレビCMのオンエアもはじまり、「ゴルフの祭典」を盛り上げる。

   石川遼選手といえば、アマチュア時代から、その才能を遺憾なく発揮している。高校生となった2007年に初参加した国内トーナメント「マンシングウェアオープン KSBカップ」では、12アンダーで初優勝し、2008年1月には高校生でありながら、プロ転向を決める。

オーガスタの16番ホールにリベンジ

マスターズ・トーナメントに臨む石川遼選手(CM撮影がオーガスタで行われた)
マスターズ・トーナメントに臨む石川遼選手(CM撮影がオーガスタで行われた)

   当時は学業との両立について、不安視する意見も少なくなかった。が、それを一蹴する活躍は目覚ましい。日本ゴルフツアー機構(JGTO)のツアープロとなり、その年は賞金ランキング5位。2009年シーズンは国内4勝を果たし、獲得賞金は1億8000万円超え、初の賞金王ともなった。もちろん史上最年少の快挙だ。

   だが、二度目の出場となるマスターズ・トーナメントには、「借り」がある。マスターズ・トーナメントは、世界の有力選手のみが参加できる大会で、ゴルフにおける世界最高の舞台。2010年大会は2010年4月8日(日本時間9日)、アメリカジョージア州・オーガスタで開催される。

   石川選手は2009年の初出場では、大会史上最年少の予選突破かと期待されていた。それを阻んだのが、オーガスタの16番ホール。予選突破ラインまで、あと1ストロークと迫り、勝負をかけるもダブルボキー。予選突破はならなかった。オーガスタのコースを攻略するには、ショットの正確さが求められる。今度の挑戦は、この1年間の真価が問われる。

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