三井住友海上 中国生保市場に進出 現地生保に資本参加

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   損害保険大手の三井住友海上火災保険は、中国の生命保険会社「信泰人寿保険株式有限会社」に対して7%(約24億円)の資本参加を決めたと、2010年4月6日に発表した。3月30日付で中国保険監督管理委員会から認可を取得した。

   信泰人寿社には資本参加に加えて、非常勤取締役を派遣し経営にも参画。今後の市場動向や信泰人寿社の業容拡大に応じた資本強化によって、出資比率を引き上げることも視野に入れている。

   人口約13億人の巨大生保マーケットである中国は、いまだ生命保険浸透率(GDPに占める生命保険料の割合)が1.8%(07年)と低く、今後の経済成長とともに浸透率が飛躍的に高まるとみられている。三井住友海上は、01年5月に上海支店を開設。07年7月には現地法人の認可を取得。広東支店や10年1月には北京支店を開設するなど順次業容を拡大している。中国での生保、損保の双方の事業に注力する。

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