鳩山首相の党首討論後に首相におべっかを使ったと新聞などに指摘されたことについて、原口一博総務相は、「『すばらしい』などと言ったことはない」と反論した。2010年4月2日の閣議後会見で、J-CASTニュースの質問に答えた。この件では、日経が1日、討論後の臨時閣議で原口氏がこの発言をしたとして、「こうした『お追従』を文字通り受け止める向きは少ない」と指摘していた。
また、テレ朝のスパモニでは同日、三反園訓コメンテーターが、具体名を挙げなかったものの首相周辺の発言を揶揄し、就任半年以上になると首相はいいことしか言わない人を集めるようになると述べていた。
原口氏は、閣議の中身は外に出せないとしながらも、そこでは、議論を戦わせることが多く、むしろ厳しい意見ばかりになるとも述べた。その一方で、郵政見直し問題について、「総理が郵政の実情をご理解なさっていて、その深い理解から的確な論陣を張られた」と強調した。日経の指摘については、メディアに関わる総務相の立場からか、「コメントできるものでない」とした。