コメント欄では「人間らしさをゆがめる」との意見も
その上で、日本では児童ポルノ所持の違法化に向けた動きが足踏み状態にあることや、政府はCNNのカメラや書面での取材に応じなかったことなどを伝えている。専門家の「ゲームのテーマを規制することは、表現の自由の制限につながる」というコメントを紹介してはいるものの、総じて日本国内の現状に批判的だ。
これを受けて、リポートの内容が掲載されているCNNのウェブサイトには、
「これは気分が悪い。これはアートでもゲームではない。人間らしさをゆがめるものだ」
といった、ゲームを批判するものや、
「爆撃が足らなかったようだ」
と、原爆投下を念頭においたと見られる過激な意見があふれている。
これらの国外からの批判に対して、発売元の「イリュージョン」では、
「残念ながら、弊社製品は自主規制により、日本国内在住の18歳以上の方にのみ販売しており、国外での販売、およびサポートはしておりません。日本国内で購入し、日本国内でプレイされた時に限り、弊社の正式なサポートを受ける事ができます」
との但し書きをウェブサイトに日英2カ国語で掲載しているのみで、事実上国外に対する説明を拒んでいる。メディアの取材にも応じていない。