国民新党の代表を務める亀井静香郵政・金融担当相は2010年3月30日の閣議後会見で、米軍普天間移設基地の移設問題をめぐり、
「辺野古の沖合移転は、ジャリ屋を儲けさせようというね、そんな裏の事情がある訳ですよ。みんな書かないだけ。それだけの話なんだよ」
と述べ、現行移設計画は公共事業誘導の側面が強いことを指摘した。
その上で亀井大臣は、
「米国は(土木)利権に関係ないからな。だから(米国は)辺野古沖に、それほどこだわらないと思うんですよ。国民新党が言うキャンプの中(の移転)は、『ベスト』ではないが『ベター』。それを米国が嫌だというはずがない」
と述べ、国民新党が主張するキャンプ・シュワブ内の陸上移設案に理解を求めた。