オバマ政権の「マスコミはずし」 「電撃外国訪問」ツイッターで発表

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次々に大統領の動静を書き込む

   このような「追い風」を背景に、ギブズ報道官は「つぶやき」の回数を増加させており、現段階でのつぶやきの回数は3100回以上。重要事項の発表も多い。

   3月29日0時50分過ぎ(日本時間)には、

「大統領は、軍の視察とカルザイ大統領と同内閣との会談を目的に、たった今アフガニスタンに到着しました」

と書き込み、オバマ大統領のアフガニスタンへの事前発表なしの「電撃訪問」を明らかにした。これが厳密な意味での「第1報」かどうかは定かではないが、この「つぶやき」の数分後に、ニューヨーク・タイムズやCNNが、続々とツイッターで速報を流した。

   さらに、ギブズ報道官は、現地でも

「大統領とカルザイ氏の会談に閣僚が加わりました。大統領は、カルザイ氏が5月12日にワシントンを訪問することを発表しました」
「大統領は、主な訪問の理由は『米軍の多大な努力に、ただ感謝を述べることだ』と述べた」

などと、次々に大統領の動静を書き込んでいる。マスコミを通じない広報戦略を模索していることでも知られるオバマ政権だが、今後もツイッターの利用が加速する可能性は高そうだ。

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