入退院を繰り返すなどしていた声優の平野綾さんが、精神的な理由から体調を崩し、円形脱毛症や不眠症の兆候が出ていたと明かした。最新のブログ記事では、もう元気であると宣言しているが、依然ネットには心配する声が挙がっている。
平野さんに異変が起き出したのは、2009年末ごろから。病院で点滴を打ったり、10年2月下旬には風邪をこじらせて入院したりしている。3月中旬にも胃腸炎で入院したとブログで報告し、4月に予定されていたファンイベントが延期。「環境の変化についていけず、気持ちがやられました」と説明していた。
円形脱毛症と不眠症の兆候
その平野さんが2010年3月28日、2週間にわたって書き込みがストップしていたブログを突如更新した。「ご心配をおかけしてすみません。」というタイトルで「言えない部分も多い」としながらも事情を説明している。
イベントの中止の決定は退院時に知り、その後、事務所から人間ドックに行くことを条件に休暇をもらった。検査したところ、どこにも異常がなかったが「すべて精神的なもの」と言われたといい、円形脱毛症や不眠症の兆候が出ていたと明かしている。
休暇中は、体調を直すために家から一歩も出なかった。今後については、「精神的不健康が取りのぞかれるように、私は私を主張していきます」。「この先発言が規制されるかもしれないので、本当のことを言えるのは最後になるかもしれませんが、待っていてください」と「不穏」な予想もしている。最後に、
「私は声優でありたい。アーティストでありたい。表現者でありたい。必ず、何倍にも凄くなって帰ってきます」
と書いている。