パソコンの需要が拡大している。電子情報技術産業協会(JEITA)が2010年3月24日に発表した10年2月のパソコン国内出荷台数は、前年同期比44.5%増の92万5000台となり6カ月連続で前年を上回った。デスクトップ型が34.1%増の26万2000台、ノート型が49%増の66万3000台で、出荷金額は同24.8%増の842億円。マイクロソフトの新基本ソフト(OS)「ウィンドウズ7」の発売が牽引しているためと、教育現場へのパソコン配備「学校ICT(情報通信技術)環境整備事業」(スクール・ニューディール)が好調の要因。