愛子さまクラス替え特別配慮 問題児童と同じにしない方向に

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今泣いたカラスがもう笑う?

   愛子さまへの迷惑行為については、宮内庁の野村一成東宮大夫が男子児童らの乱暴があったと主張したのに対し、学習院側がそれを否定している。そんな状態のまま、本当に緊密な連携ができるのだろうか。

   野村大夫について、学習院の広報課長は、2010年3月12日の定例会見で述べたことを評価する。

   それは、騒ぎの発端となった発表について、「心苦しく思っている」と明かしたことだ。広報課長は、「会見を聞いて納得しました。今後は緊密にやっていけると思っています」と話す。

   もっとも、乱暴についての言い分は、現在も平行線のまま。すぐに緊密な関係を結べるのかは不透明だ。

   さらに、騒ぎが広がって、愛子さまとクラスメートの関係がぎくしゃくして、愛子さまが孤立してしまわないか、との指摘も報じられている。また、3週間ほどの春休みで学校から離れてしまい、登校のストレスが一層たまる可能性も言われている。

   これらのことについて、ある学習塾関係者は、心配し過ぎることはないと言う。

「たかが小学校低学年ですから、そこまでいかないのでは。中学生なら話は別ですが、『今泣いたカラスがもう笑った』となるでしょう。後を引くとしたら親たちであって、子どもたちはそう思えませんね。冷却期間もできますし、いい休みになると思いますよ」

   皇室ジャーナリストの松崎敏弥さんも、ほぼ同意見だ。

「愛子さまは今孤立しているようですが、休みの期間を置けば、元通りになると思います。学校に通えるようになるのが大事ですので、初めは雅子さまが1時限目から付き添われるのも必要でしょう。学習院と東宮職の関係も少しは改善されるでしょうから、いい方向に向かうと思います」
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