09年の工作機械生産額 日本28年ぶりに首位陥落

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   2009年の工作機械(切削機)生産額で日本は、28年ぶりに首位から陥落した。日本工作機械工業会が10年3月16日に発表した主要国の生産調査でわかった。

   日本の生産額は、前年比56.5%減の58億8890万ドルで世界第3位。首位は08年に3位だった中国で、同8.9%増の109億5000万ドル。第2位はドイツ(08年も2位)の35.2%減の78億2160万ドルだった。

   4位にイタリア(同34.4%減、25億6730万ドル)、5位は台湾(同49.7%減、19億3550万ドル)。

   世界同時不況からいち早く脱した中国が成長路線に乗り、主要国で唯一、前年比でプラスとなった。日本は内需回復の遅れと円高で輸出が苦戦したのが響いた。

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