3年物で年1.4%も出現 「高金利定期」に人気

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ホームページに思わぬ「掘り出し物」キャンペーン

   高金利キャンペーンの多くはボーナス・シーズンだが、インターネットのホームページでは思わぬ「掘り出し物」を発見できる。

   2007年9月に開業した住信SBIネット銀行は、2月に預金量1兆円を突破。3月15日には1兆1000億円まで積み上げた。3月31日まで、「預金1兆円突破記念 ありがとうキャンペーン」を展開中で、金利は1年物が年0.83%、3年物0.9%。5年物の1%とお得。

モバイルバンキングのじぶん銀行は3月28日まで、「春の金利円定期預金キャンペーン」を展開。1年物で年0.5%(5年物も同水準)を付けていて、他のネット銀行の金利よりも高い設定だ。

   09年9月に開業した韓国系のSBJ銀行は「銀行は金利だ!」をキャッチフレーズに、10年2月10日にオープンした横浜支店で「開業キャンペーン」を実施(4月30日まで)。ネット銀行よりもさらに高い、3年物で年1.4%を付けている。しかも、インターネットでは受け付けておらず、「横浜支店に行っていただかないと契約できません」(SBJ銀行)といい、来店が条件になっている。

   定期預金は預入期間が長いほど、金利も高い。いまの低金利局面がまだ続くと考えれば、5年物、10年物の長期の定期預金に預ける「作戦」もアリだ。ただ、銀行によっては中途解約ができなかったり、中途解約時に適用されるペナルティー金利が高めに設定されていたりすることがあるから注意も必要。将来の金利上昇時に預け替えることを考えれば、ペナルティー金利は要チェックかもしれない。

   なお、金利はいずれも3月8日の週のもの。

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