食中毒の「ミシュラン」三つ星店 次回掲載せずか「降格」か?

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三つ星が翌年に一つ星はない

   「ミシュランガイド」で評価されれば客の行列ができる、というのは全世界共通だ。それだけに、大阪・京都で7店しかない三つ星の一つが食中毒を出したことはショッキングな出来事だ。「千花」は今後も引き続き「ミシュランガイド」の選考対象になるのだろうか。

   日本ミシュランタイヤ広報部によると、「ミシュランガイド」で評価した飲食店がこれまで、食中毒を起こしたことがあるかどうかは把握していない、という。今年発行される「2011年版」に「千花」を掲載するかどうかについては、今回の食中毒がどのようなものであったか現段階では把握しておらず、今後の店の対応と監督官庁の判断を見た上でどうするか考えたい、と説明した。

   ただし、「ミシュランガイド」に掲載された飲食店は翌年も追跡調査するのが慣例で、三つ星を取った飲食店が翌年の号から消えることは休業以外にはなかったし考えられない、としている。また、三つ星を取った飲食店が翌年に一つ星になったり、星が無くなったりなど急激に評価が下がったことはないという。「ミシュランガイド」の評価基準は料理そのもの、であるため、味がいいかどうかが優先されるようだ。

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