電気使用量を通信回線で伝える「スマートメーター」について、東京電力は2010年3月11日、住宅の電力メーターに一部地域で導入する試験を始めることを明らかにした。試験を元に、2013年度からは、全戸に広げたい考えだ。
それによると、10月から東京都清瀬、小平両市の約9万世帯でスマートメーターを導入する。このメーターは、30分ごとに電気使用量を記録し、無線や光ファイバーなどで東電に送る。利用者も、専用ホームページで使用量を知ることができる。また、遠隔操作で電気を止めることもできるという。
スマートメーターは、すでに関西、九州両電力が導入し始めている。