「うちなんか捜索してもたいしたものは出てこない」
堀江さんはLDHからも損害賠償請求訴訟を起こされたが、208億円分の資産を支払うことで和解しており、「私のこれまでの民事訴訟分をLDHが代わって支払うことで合意している」という。堀江さんは「ミヤネ屋」のなかで、
「私は208億円を払ってほとんどスッカラカンになっている。うちなんか捜索してもたいしたものも出てこないので、あまり手荒なことはやらないでほしい」
と顔をしかめた。「ミヤネ屋」では、強制執行に立ち会ったという原告側弁護士の
「堀江氏がマスコミに出ることが多く、原告の中で被害者が忘れ去られているのではという思いがあります。原告としても堀江氏に対する責任の追及をしてほしいということです」
というコメントも紹介された。宮根誠司キャスターが「これについてどう思うか」とたずねると、堀江さんは
「私は刑事裁判を最高裁で争っている状況なので、忘れたなんてことは絶対ありえない。テレビに出ているのは、日々の生活費の足しであったり、新しい事業のための一つの投資みたいなもの。『仕事をするな』と言われるのもどうかと思う」
と反論。そのうえで、
「私は別に逃げも隠れもしないし、無駄遣いしてお金が散逸することもない。ライブドアもきちんと営業活動をしていてお金もたくさんあるので、(強制執行のような)手荒な手法でなくても大丈夫ですよ、というメッセージだけは伝えたい」
と訴えていた。