女優の沢尻エリカさん(23)は、エステサロンのCM発表会で2年半ぶりの芸能界復帰を迎えるが、当のエステサロンがその記者会見について異例のコメントを発表した。エリカさん側は、マスコミ取材に応じる条件として、誓約書にサインすることを求めているが、エステサロンは「誓約書とCM記者会見は関係ない」とし、「誓約書騒動」に困惑している様子なのだ。
報道各社からは「この会見に出るためには誓約書にサインしないと駄目なのか」といった問い合わせが続出したため、同社が異例のコメントを発表することになった。
「バッシングする方向に流れていることをとても残念に思います」
コメントは報道各社に対して3月8日、「新CM発表記者会見のご案内」の一部として送付されたもの。通常、記者会見の案内は1枚~4枚といったところだが、今回の案内は、1枚目の「送付状(カバーレター)」をあわせると9枚にも及ぶ異例の分量だ。
送付状の1枚目の中央部には、太字で
「沢尻エリカスペインオフィスの6箇条の誓約書と たかの友梨ビューティクリニックCM記者会見は一切関係がございません」
との断り書きがあり、2枚目と3枚目は、同社代表の、たかの友梨氏のコメントが綴られている。4枚目以降は、CMの概要や沢尻さんのプロフィール、会見の出席申し込み用紙などだ。
たかの代表のコメントでは、誓約書について
「弊社は全く存じ上げない内容でした」
「今回のCM記者会見とは一切関係がございませんことを改めてお知らせ申し上げます」
とした上で、
「このことで、マスコミが沢尻エリカさんの復帰をバッシングする方向に流れていることをとても残念に思います」
「沢尻さんがショックのため不安をもったまま記者会見に立つことを心配しています」
とも指摘。