城内議員が「浅田選手記事」で謝罪 「多くの人の気持ち逆撫でした」

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4年後はダントツの勝利を飾って欲しい

   これが火に油を注ぐ形になり「礼儀知らずはあなたです。みんな親切心であなたを諭してるのです」などと「炎上」が拡大していった。

   2010年3月4日、城内議員はブログで、

「私のブログでのいくつかの発言が誤解を招くものであったこと、また、多くの方の気持ちを逆撫でするものであったことを認め、この場でお詫びするとともに、重ねて私の真意をお伝えしたいと思います」

と謝罪文を掲載した。

   城内議員はJ-CASTニュースの取材に対し、「私も浅田選手のファンであり、金メダルを取れなかったことが非常に残念だったことであのような冷静さを欠いた文章になった」と語った。4年後のオリンピックでは「ダントツの圧倒的勝利を掴む」ため、国を挙げてしっかりと選手を応援し、ルールも日本選手に不利にならないよう働きかけるべきであり、今回の結果を反省材料にしなければならない、というのが真意だった、とも弁明した。

   匿名で批判を書き込んだ人達に「卑怯者」呼ばわりしたことについても、「冷静さを欠いていたための発言で、ネットの匿名性はしかたのない問題。これからも自分に対する叱咤激励をコメントして頂きたい」としている。

   ただ、浅田選手の努力は認めるが銀メダルは銀メダル。「完敗」を認める事は重要で、「ルールのせいとか、置かれている環境のせい、など責任逃れをするような議論はよろしくない。全ては本人の努力と結果」と語る。城内議員自身、05年の国政選挙では748票差という僅差だったが「完敗」と認めた。4年後の選挙では7万5千票の差で圧倒的勝利を飾った。そのための4年間の努力を、フィギュアスケートの浅田選手に重ねて見ていたようだ。

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