大規模リコール問題の影響で、トヨタ自動車の米国での販売台数が「急落」している。米調査会社のオートデータが2010年3月2日に発表した2月の新車販売台数によると、トヨタは前年同月比8.7%減の10万27台となった。1月(15.8%減)に続く、2か月連続の大幅減少で、なんとか10万台に踏みとどまった。2月としては1998年の9万922台以来の低水準。シェアも前月の14.1%から12.3%に減った。
米市場全体では78万265台となり、前年同月に比べて13.3%増えた。首位はフォード・モーター、2位はゼネラル・モーターズ(GM)。いずれも、2ケタの伸びとなった。日本のホンダと日産自動車も2ケタ伸ばした。