日本自動車販売協会連合会(自販連)が2010年3月1日に発表した2月の新車販売台数によると、貨物車(普通+小型)は前年同月に比べて1.3%増の2万2994台となり、じつに41か月ぶりにプラスに転じた。自販連は「貨物車の販売動向は景気に比例するので、(景気が)戻りつつあるのではないか」とみている。
普通乗用車は8か月連続の増加。前年同月比72.2%増の13万1548台。小型乗用車は同17.8%増の13万8841台。乗用車の合計は同39.2%増の27万389台だった。バスも17.2%増の1504台となり、各車種がすべてプラスとなった。総販売台数は35.2%増の29万4887台だった。
また、全国軽自動車協会連合会が同日発表した軽自動車の2月の新車販売総数は、前年同月比0.6%増の16万3341台となった。増加は2か月連続。
エコカー減税などの経済対策の効果が続いている。