「関西アーバンとびわこ」「関東つくばと茨城」の2地銀きょう発足

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   地方銀行の関西アーバン銀行とびわこ銀行、関東つくば銀行と茨城銀行は合併して、2010年3月1日に新たに発足した。新銀行名は、「関西アーバン銀行」と、「筑波銀行」。両行とも2月23日に、金融庁から合併承認を受けていた。

   関西アーバン銀行は、資本金470億円。頭取には旧関西アーバンの北幸二頭取が就任。会長兼CEOに旧関西アーバンの北村明良副会長、旧びわこの山田督頭取は代表権のない副会長に就任した。預金量は4兆1561億円、貸出金は3兆5865億円(09年12月末合算)。「関西をもっと元気に」をスローガンに、収益力を高める。同日から、「合併記念スタートキャンペーン」を展開、合併記念定期預金を発売した。

   筑波銀行は、資本金313億円。頭取には旧関東つくばの木村興三頭取が就任。会長に旧茨城の溝田泰夫頭取が就いた。預金量1兆9217億円、貸出金1兆4995億円(09年3月末合算)。両行の合併をめぐっては、04年11月に合併協議開始の基本合意に達し、06年には「ひたちの銀行」として発足する予定だった。しかし、その後白紙となり、茨城銀行が合併準備にかかった費用などを関東つくばに損害賠償を請求。裁判は2年8か月かかった。

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