「ハニカミ王子」のイメージにそぐわない?
こうした中で、2010年2月23日発行の夕刊紙「東京スポーツ」は、日本ゴルフツアー機構(JGTO)の小泉直会長が、「石川選手は『米国に行くようになってクラブを放り投げるしぐさが多くなった』と苦言を呈した」と報じている。石川選手は「ハニカミ王子」の愛称で親しまれているだけに、この仕草はイメージにそぐわないとも書かれている。
日本ゴルフツアー機構は、「懇親会の折、雑談程度に出た話のようだ。会長としても(放り投げは)気になっていたのだろう」とする。小泉氏は2008年3月に会長に就任した。関東学生ゴルフ連盟理事や日本学生ゴルフ連盟常任理事を歴任し、ゴルフの発展につくしてきた人物だ。会長就任以来、ゴルフの基本でもあるルールとマナー、エチケットにはとくに目を光らせている。
同機構は「ファンやマスコミ対応、普段の挨拶もそうですが、クラブの扱い方についても選手たちにはいつも伝えていることです。ゴルフのマナーを見直そうという会長の号令のもと、以前にもまして正していきます」と話していた。