日本自動車工業会は、2010年1月の国内自動車生産数と輸出台数を10年2月26日に発表した。それによると、四輪車生産台数は、前年同月比30.7%の増の57万6539台。うち乗用車の生産は同32.7%の増で、いずれも3カ月連続で前年同月を上回った。四輪車輸出台数は同45.6%増の34万421台で、16カ月ぶりに前年同月を上回った。
車種別の伸びは乗用車が同50.7%増、トラックが28.0%増、バスは20.9%減だった。国内の生産が伸びたのはエコカーの減税措置が奏功したため。輸出は米国など北米や、中国、インドなどアジアの新興国が好調だった。