カーリング女子日本代表で「マリリン」の愛称で知られる本橋麻里選手が2010年2月25日ブログを更新し、8位で終えたバンクーバー五輪を振り返って、現在の心境を語った。
ブログの更新は五輪がすべて終わり、帰国してからするつもりだった。それが一転、熱く、力強い声援を送ってくれたファンへの感謝を書き込んだ。中には、五輪会場にまで駆けつけてくれた人もいたのが嬉しかった。もっとも、成績は3勝6敗の第8位。決勝トーナメントには進出できなかった。
予選を終えた翌日、本橋選手が思ったのは「もっと試合がしたかった、もっと勝ちたかった」。勝ちを取りこぼし、悔しさの残るゲームもあったという。だが、予選9試合は「自分らしくアイスに立てた」ことが誇りだ。本人は「今の自分の実力をきちんと受け止め、3月に行われる全日本選手権、世界大会と、この2大会に向け、また集中していきたいと思います」と意気込みを新たにした。
「最後の試合勝てなくてごめんなさい!そして、応援ありがとうございました」