かっこいいマンションに住む「見栄っ張り」に注意
2月15日に発売した『「婚・産・職」女の決めどき ~結婚・出産・仕事をいつ、どうする!?』(大和書房)の著者でマーケティングライターの牛窪恵さんは、20~30歳代女性の結婚、出産、仕事観について踏み込んだ取材をしている。
「合コンで男性に住んでいる場所を聞き、どのくらい稼いでいるのかを探る女性は結構いますよ。なかには(稼ぎを探る行為が)いやらしいことじゃないかと気にする方もいますが、不景気で安定した生活を送るのが厳しい今、相手の経済力を見るのは何も悪いことではないですよ」
ただし、男性の住まいが持ち家ではなく賃貸の場合には、陥りがちなトラップがあるそうだ。
まず、恵比寿や目黒といった女性に人気の場所に住んでいるからと言って、必ずしも高級マンションとは限らない。月額家賃5~6万円の古いアパートもあるからだ。また豪華なマンションだったとしても、手放しで喜べない。
牛窪さんは、
「女性にモテたいがために、湾岸付近や東京タワーが見えるかっこいいマンションに住んでいる『見栄っ張り』の男性もいます。既に女性を何人も連れ込んでいる可能性がありますし、見栄を張るのにお金を使う男性には浪費家が多いです。付き合うだけならいいですが、結婚した場合、必ずしもハッピーになれるとは言えません」
と警告している。